理想の将来をつくるために
准看護師が日本で制度として残っている背景には戦後の看護師不足を補うと言う側面があります。現在の高度な医療技術に対応するために厚生労働省では看護師養成制度の統合を目指しているところです。そこで登場したのが准看護師業務経験10年以上を対象にした通信教育による正看護師養成専門学校です。自宅学習とペーパーテスト、レポート提出を義務付けて看護師国家試験の受験資格を取得することができるのだそうです。
正看護師の座を手に入れれば活躍の場が格段に広がります。大学病院で出世コースを目指すこともできます。あるいは転職でより良い待遇の病院へ移ることもできます。同じ病院で出世の階段を昇る道を選択するか転職で新天地をめざすかは本人の生き方の問題にもよりますが転職の場合は看護師専門の人材バンクを利用すなどしてぬかりのないようにしたいものです。人材バンクには経験豊かなキャリアカウンセラーが専属としてサポートに当たってくれます。人材バンクは多くの医療機関とパイプを持っていてどのような人材を採用したいかを把握しています。そして転職希望者と医療機関とのマッチング作業を行なって双方の希望が合致したところで面接を行ないます。通常人材バンクの求人は非公開でキャリアカウンセラーは転職希望者に書類選考突破のノウハウを伝授し模擬面接を行ないます。場合によっては面接に同行することもあります。双方が最良の状態で職場の新たな戦力として活躍するための力添えと言えるかも知れません。このように2年間の通信教育で授業を受けテスト、レポート提出を行ない晴れて正看護師資格を取得することができます。通信教育を活用して、看護師としての将来を無限に広げてみてはいかがでしょうか。